サンゴホール:下地島

ダイビングポイント名:サンゴホール

サンゴホール

難易度:★★

タイプ:ホール・ハートの穴

最大深度33m

流れ:ほとんど無い

行き易い季節:秋から春(北風の時)

サンゴホールの様子

名前の由来は、35m付近に洞窟の入り口があったから・・・とか
ホールの壁面にソフトコーラルがびっしりついているから・・・とか
ありますが、個人的には2つ目のソフトコーラル説が好きです。

大きく開いた出口の穴は、写真の様に角度によってハート型に見える。他にはちょっとカメさんみたく見えたりと、イメージを膨らませてみると楽しいかも。
洞窟に入っていくルートは、大体がボート下の10m前後の水底から沖にあるドロップオフに沿って潜降していく事が多いです。水底30mまで降りていきますので、耳抜きの不安な方はドロップオフの壁を掴みながら、ゆっくりと確実に耳抜きをする事を心がけて頂ければ大丈夫です。
降り立った水底30m付近には、ベラの仲間たちが住み着いて居たり、以前ではアケボノハゼやリングアイジョーフィッシュも見られる時期がありました。そのドロップオフの根本に洞窟に入る入り口の穴が開いています。
洞窟の大きさは下地島のポイントの中でもかなり広く、アカマツカサやホウセキキントキが空を飛ぶように浮かんでいます。ホワイトチップシャークが居付く年もあり、サメと地形のコラボ写真も夢じゃありません!
サンゴホールとホワイトチップシャーク
他には、珍しいエビやウミウシ・ヤドカリ豊富です。洞窟内は暗いけど、探してみるといろいろ住んでいるんですよ♪洞窟の天井に空いた穴から出ると水深16m前後のゴロタに出て、そこで一時、窒素抜きも兼ねて、フィッシュウォッチングをする事もしばしば。ここでもいろいろと楽しい生物と出会えますよ。その後はゆっくりと浅瀬を通りボートに戻ります。

ぜひ差し込む光だけではなく、洞窟内の生物にも目を向けてあげて下さい。他の島ではなかなか見られない生物との出会いもあるかもしれませんよ~

サンゴホールで出会えた生き物たち

ハナゴンベ・マルスズメダイ・オナガスズメダイ・ノコギリダイ・ホウセキキントキ・アカマツカサ・ホワイトチップシャーク・クメジマオトヒメエビ・アケボノハゼ・ベニヒレイトヒキベラ・オグロベラ・ヨコシマニセモチノウオ・リングアイジョーフィッシュ・アカククリの幼魚・カミソリウオ・ハダカハオコゼ・チンヨウジウオSP・アオウミガメ・ナンヨウマンタ・ミヤケベラ(雄・雌)・コガネオニヤドカリ・ミギキキヨコバサミの1種・ティーダゼブラヤドカリ・アデヤカゼブラヤドカリ・シダラミギキキヨコバサミ・ホワイトハンド・ロクセンヤッコ・アオギハゼ・キンメモドキの群れ・ムラサキウミコチョウなどウミウシ各種

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