宮古島ダイビング、ビーチとボートの違いは?
宮古島に初めてダイビングに来られる方は、どんなダイビングが主流でどんなダイビングが宮古島らしいのか知らないですよね?
今回は、大まかですが、ビーチダイビングとボートダイビングを比較してみました。
宮古島でのボートダイビング
宮古島ではボートダイビングが主流となります。雑誌などで見られ皆さんが持っている印象は『宮古島=地形ダイビング』が強いと思います。こちらは、宮古島の横にある伊良部島・下地島と言う島周辺に水中洞窟やアーチなどの地形ポイントが多くある為で、多くのダイビングショップはこの伊良部島・下地島周辺へのご案内をメインにしています。当店も同じくこのエリアがメインのダイビングポイントになります。
ダイビングボートで宮古島を出発し40分前後移動するとダイビングポイントに到着します。少々移動時間がかかる為、ボートスケジュールとしては、お昼で帰港せず船上ランチを取って午後のダイビングをご案内する事が多くなります。
船酔いが心配な方は十分な対策をされた方がいいですね。
ボートポイントには、いろんな地形ポイントがあり、ビギナーさんからベテランさんまで楽しめるポイントがいっぱいです。中には、フィッシュウォッチングメインのポイントもありますので、生物好きな方ももちろん楽しめますよ。
最大水深は、深いポイントで30m前後あります。やや深めのポイントが多いのも宮古島の特徴と言えると思います。エンリッチドエアーのスペシャルティーをお持ちの方は、ぜひご使用下さいね。
基本的には、水中洞窟などメインとなる場所の近くにダイビングボートを係留しますので、泳ぐ距離はそんなに長くはありません。その分、のんびりと潜って頂けると思います。
もちろんボートからエントリーしエキジットしますので、器材を背負って歩く事は少なく、楽にエントリー出来ます。水面移動する事もほとんど無いので疲労感も少ないのかと。
宮古島でのビーチダイビング
宮古島のビーチポイントはメインとしてご案内している場所は2か所。他にもポイントはありますが、ご案内出来る海況の時は、この2か所をメインにご案内しております。
またこの2か所も風向きによりどちらのビーチへご案内するか選択しますので、簡単に言うとその季節でご案内できるビーチは1か所となります。
移動時間は、西里通りなどある市街地から車で20~30分の移動となります。現地集合もできますので、ダイビング後に予定のある方も時間を有効に使えますよ。
ご案内ビーチ
その2か所のビーチとは、インギャーマリンガーデンとクリマビーチになります。
こちらは、北風が吹いている時はインギャーマリンガーデンになり、南風が吹いている時はクリマビーチとなります。風向きによって決定します。
https://eminamarine-diving.net/archives/12700
https://eminamarine-diving.net/archives/12698
宮古島のビーチはどこも遠浅となり、どちらのビーチも最大水深は5m前後となります。砂地・ゴロタが広がり、そこにサンゴが群生しています。地形ダイビングの要素は無く、完全にフィッシュウォッチングがメインとなります。
水深も浅く、流れも少ないのでこんな方におすすめです。
- 久しぶりのダイビングの方
- スキルに自信がない方
- 写真をゆっくり撮りたい方
- 体験ダイビングが初めての方
ただ器材を背負って少し歩かなくてはエントリー出来ないので足腰に自信のない方には、少々大変かもしれません。私どもも、出来る限り楽にエントリーして頂けるようにサポートはしますが。歩く時間としては、1~2分程度なので、他のエリアのビーチよりは短いのかと思います。
宮古島でしかできないダイビングは
上記でビーチダイビングとボートダイビングの違いについてお話ししましたが、宮古島でしかできないダイビングはやはり地形ポイントのあるボートダイビングになります。ビギナーさんでも十分に楽しめる地形ポイントもありますので、初めての宮古島でのダイビングの方はぜひボートに乗船しダイビングを楽しみに来てください。
またボートダイビングは基本3ダイブまでになりますので、その後夕方にビーチダイビングへご案内できます。どちらもダイビングしてみたい方は、お申し付け下さい。