今しか見れないニシキテグリの産卵行動

生命の営みを目の当たりにするダイビング

サイケデリックな体色で人気のあるニシキテグリ。
日中会いに行き、見れるだけでも喜ばれるニシキテグリが、この夏前の一時に精力的に産卵行動を行います。
通常ダイビングしない日没と言う時間帯にだけ行われる産卵行動なので、時間を狙ってダイビングしないとなかなかお目にかかるチャンスはありません。この感動の瞬間を、ぜひみなさまにも。

ニシキテグリとは?

ダイバーの方なら、どこかで耳にしたことがある方が多いかと思います。ダイバーやアクアリストに人気の高いニシキテグリは、ネズッポ科のお魚です。英名はMandarinfishです。日中は枝サンゴの隙間に隠れ、なかなか姿を見せてくれませんが、夕暮れになるとサンゴの表層部分に出てきて、うろちょろし始めます。日没後は、サンゴの枝に乗って眠りに入りますので、じっくり観察できるのは、夕暮れ時のみとなります。カラフルな模様の体をしているので、フォト派ダイバーには大人気の被写体となります。

感動の産卵行動とは

日中は、サンゴの隙間の奥の方で隠れ住んでいるニシキテグリですが、夕暮れが近づくにつれ、サンゴの上にあがってきて姿を見せてくれます。そして、サンゴの上の方で、何匹もあちらこちらから集まってきて、産卵をともにする相手を探し泳ぎ回ります。相手を探すニシキテグリ

大きな雄が小さなメスに寄り添い、産卵を誘います。

このタイミングで、通常のニシキテグリを撮りまくっておきましょう。ある程度同じ道筋を通る事が多いので、待っていると戻っています。撮りやすいですよ。ただあまり刺激を与えすぎてしまうと、産卵行動に影響が出る事もありますのでご注意を。

そして、産卵する相手が見つかりカップリングすると、
ニシキテグリのペアができ、産卵へ
この様に、仲睦ましく寄り添って中層へ浮かび上がり始めます。ここでお持ちのライトで強く照らしてしまうと、産卵行動をやめてしまう事がありますので、かなり弱い光量で照らします。もしくは、赤色フィルターをつけて照らしましょう。

産卵行動中

なんとも仲が良さそう♪もう少しです。この浮かび上がっている時は、ゆっくりとしたペースで泳いでいます。

そして、昇りつめた所で一気に産卵です!
産卵中のニシキテグリ
この瞬間は、とっても早くある程度、予想をしてシャッターを切らないと卵塊などまでは写りません。


一瞬の産卵の動画です。

この様な産卵行動を日没時間10~15分程度の短い時間ですが、盛んに行われます。
まずはご自身の目で見て頂き、その後、写真や動画を撮るといいかも知れませんね。

期間と時間帯

産卵行動が盛んに行われる時期は、5月中旬から6月中旬の頃。産卵行動が始まったばかりの時は、たくさんのニシキテグリたちが産卵に集まってきます。その後、徐々に個体数が減っていき、産卵行動を行う個体も数が少なくなってきます。6月下旬でも行われているでしょうが、確率が低くなってきますので、この1か月間に的を絞って見に行きましょう。

時間帯は、日没間際。水中にいる魚たちは、本能でか日没などの時間を感じています。そしてニシキテグリの産卵も本当に日没時間に行われます。その日の日没に合わせ、少々早めにエントリーし、ニシキテグリたちが集まっているサンゴの前でその時を待ちます。盛んな時期では、目では追いつかなく位のペアがあちこちで産卵行動を始めるほどです。

開催場所

来間島にあるクリマビーチにて開催します。
最大水深は5~6mと浅く、3ボートダイビング後でも減圧症の心配なく、エアーの消費の心配も少ない環境となります。

料金

料金は、通常のビーチナイトダイビング料金と同額で10000円となります。
水中ライト料金は、含まれておりませんので、ご用意下さい。レンタルライトも御座いますので、必要な場合はお申し付け下さい。
潜水時間は、日没前にエントリーし、50~60分程度となります。

あったら良いもの

水中ライトの赤色フィルター・撮影機材
※最近持ってくる方が多いGOPROは広角撮影に適していますので、ニシキテグリの産卵行動を動画で撮りたい方は、外付けのマクロレンズをつけた方がいいと思います。

では皆さん、夜な夜な感動の産卵行動を見に行きましょう~

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