夏の宮古島でのダイビングの楽しみ方

宮古島の地形が一番輝く季節。それが夏

光合成の泡
地形ダイビングで有名な宮古島でのダイビング。
1年間の内、もっとも太陽が高く登り、水中にまっすぐな光柱が現れます。陽射しの強さも、最高潮に強まり、差し込む光ですら目が眩むほど強まります。

洞窟ポイントでは、この強い陽射しがとても良いアクセントになり、より自然の造形美を魅力的に演出してくれます。水中生物も個体数が爆発的に増え、華やかな光景の中、ダイビングが出来るようになります。

島のイベントとしては、宮古祭り・オリオンビアフェスタ・ロックフェスティバル・ミュージックコンベンションなど盛り沢山です。

夏の宮古島の水温は?

デンターロックとカメ
ここでは、6月から8月までを夏とさせて頂いてお話しさせて頂きます。
水温は28度~30度程度まで上昇し、温かくなります。水面付近では、ぬるま湯の様に感じる事もあります。シュノーケルなど短時間での海遊びでしたら、Tシャツ・短パンで遊んでいても気持ち良い水温です。

気温は31~33度が続きます。
本州の様に35度を超える事は、10年以上宮古島に住んでいますが、経験した事がありません。いまや沖縄が避暑地化してきていますね。

台風は何月が多いのか

遊びに来られるお客様が一番悩まさせる問題ですね。。。
こちらは私にとってもお答えしづらいものになります。

早くて6月頃から台風は上陸してきます。6月から8月の中では、やはり梅雨とかぶる6月が台風の一番少ない月になるでしょう。あまりご存知ない方もいるかと思うのですが、台風はその年によって通る道筋に偏りがあります。古くから言われているのですが、1個目の台風が道を作ると言われています。なので1つ台風が宮古島に来ると、その後も何個か続いて同じコースで宮古島に向かってくると言う訳です。その年、初めの台風が反れて、その後も宮古島に台風が接近する事が少なかった年があったり、初めの台風が直撃し、その後もどんどん台風が接近すると言う年があったりと、毎年、傾向が変わります。温暖化の影響なのか、台風の進路も不安定になっている様で、進路予想も難しくなっています。台風最接近の3日前位にならないと、宮古島への影響もはっきりとは見えてきません。

台風接近を警戒して旅行をキャンセルしたが、直前で宮古島から台風が反れ、ダイビングへの影響はさほどなかったと言う事も良くある事です。この季節は、台風は覚悟の上で計画を練るしかないですね。

台風情報は、こちらを参考にして下さい。

気象庁 Japan Meteorological Agency
気象庁が発表する気象情報、地震・津波情報、データ、火山、気候、環境、海洋情報を掲載
Naval Oceanographic Portal - Public Facing

梅雨と梅雨明けはどっちがいいかと言うと

良く皆様、梅雨明けを狙ってきたのに・・・と言う方がいらっしゃいます。

でも、実は梅雨明けよりも梅雨を狙って来た方が、良かったりもします。

沖縄の梅雨は、まだ梅雨前線が活発に上下運動を繰り返します。
北上し、沖縄本島や奄美大島の辺りに行ったり、南下して宮古島の南の方へと行ったりと。

そして雷雨に当たるのが、この梅雨前線が通過する時となります。
逆を言えば、梅雨前線が宮古島の近くに無ければ、もう真夏の日差しの良い天気が続きます。

そして、梅雨明け後には、夏至南風(カーチバイ)と言う季節風が約10日間程度吹き続きます。かなり強い南西の風が吹き続けるので、海ではうねりが大きくなりご案内出来るポイントにも制限がかかってきます。この時期に当たってしまうと、船に弱い方はかなりの確率でダウンしてしまいます。もちろん酔い止めを飲んでいたり、個人差もありますが。

なので、狙うのであれば、梅雨の間を狙った方がコンディションの良い日に当たる確率は高いと思います。

夏はどこのポイントへ行くのか?

ホソカマス
夏は南寄りの風が吹く日がほとんど。
この風向きなら、伊良部島方面のポイントが穏やかになりご案内する機会が増えてきます。そして、その中でも無風に近く、波予報も1m程度鏡の様な水面になった時には、サンゴ礁で有名なヤビジや風上に位置する下地島方面にもご案内が可能となります。

伊良部島周辺ポイント

伊良部島周辺のポイントにはWアーチクロスホールスネークホールなど人気のあるポイントがあります。
ハート型に見える穴がある人気のWアーチ、天使が舞い降りてくるかの様なキレイな光が見られるクロスホール、エアードームと言う特殊な地形が魅せる幻想的な蒼の洞窟を彷彿とさせるスネークホール。

近年、どんどんファンが増えてきている白鳥ホールも必見です。小さめの洞窟ですが、差し込む光の柱は宮古島でもトップクラス。

見られる生物の種類も多く、マクロダイビングも時間を忘れて楽しめます。

もっと細かなポイントの様子をご覧頂きたい方は、ポイントマップのページを参考にして下さい。
ダイビングポイントマップ

幻の大地:ヤビジ

宮古島の北に位置するサンゴ礁群・ヤビジ。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、大海原にある広大なサンゴ礁エリアです。
大潮の干潮時には海水面が下がり、水面からサンゴが浮き上がり、大地の様に現れます。
一面広がるサンゴの光景は、誰もが感動する沖縄の海と行った印象です。

ただ近年、オニヒトデの被害や高水温による白化現象での被害により徐々にその数が減少してきています。全体の68%程度が被害が出たとニュースでやっていました。
(2017年3月現状)

幼魚が溢れかえる季節

セダカギンポ幼魚
6月から徐々に色々な生物の幼魚が増え、7月に入ると至る所に可愛い幼魚達が溢れかえります。
さらに求愛の時期を迎える生物も増え、あちらこちらで求愛行動も見られる様になります。

知名度の高い生物で言えば、ニシキテグリがあります。
ニシキテグリの産卵は、宮古島ではクリマビーチに日没に合わせエントリーし観察します。

他にはコブシメの産卵も7月位になります。
コブシメ

年によって、産卵場所が変わってしまう事もありますが、見られる年は産卵したたまごを継続観察出来る位に沢山のたまごが産み付けられます。

幼魚に関するブログはこちらからご覧下さい。

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まさにサマータイムの宮古島

日本でも西の方に位置する宮古島では、この時期とても日が長くなります。
日没時間は20時近くまで遅くなり、時間の感覚は住んでいる私ですら狂います。
通常、3ボートダイビングをしてホテルに戻るのは、16時前後かと思います。
その後、3~4時間程度は、陽射しもジリジリする位の日中が続きます。
夕日を見に行くにも、18時頃にホテルを出れば十分間に合いますし、
レンタカーで観光しに行くにも十分の時間があります。
元気な方は、ビーチでシュノーケリングで遊んだり、ダイビングをする事も可能。

朝から夜まで思う存分、欲張りに楽しめる季節ですね。

宮古島を丸ごと楽しむ季節

活動出来る時間帯が長くなる夏。
朝から晩までダイビングを楽しむのも良し、
夕方からは観光を楽しむも良し、
眩しい光の地形ポイントを楽しむも良し、
夏ならではの生物を楽しむも良し、
宮古島でしたい事を時間の許す限り楽しんで下さい。