春の宮古島でのダイビングはどうなのか
徐々に夏に向けて暖かくなるこの時期。
宮古島のダイビングはどんな感じかお伝え致します。
このページでは3月から5月を春としてお話しします。
陸上では、てっぽう百合が咲き、トライアスロンや海開きが行われます。
サトウキビの収穫も終え、葉たばこの収穫や、かぼちゃの収穫の全盛期となります。
春の水温
水温は22度から25度と水温の変化の激しい時期です。
まだまだ春先の水中は冬と変わりません。
でも晴れる日が多くなり、気持ちの良い空模様の中、ダイビングできるようになります。
スーツは何がおすすめ?
ここが皆さま迷う問題。
スーツのおすすめは、3月からGW前までは5㎜ウェットスーツにフードベストが良いです。
ドライスーツに慣れている方は、ドライスーツが良いです。
もちろん気温は暖かい日も増えてきますので、インナーは薄手の物で十分です。
GW以降は気温も水温もだいぶ暖かくなりますので、5㎜ウェットスーツのみか、寒がりな方はフードベストがあれば十分です。
ドライスーツでは、蒸し暑く不快感が大きくなります。
ただ、ボートコートなどの防寒具は、空模様や風の強さによって体感温度が日ごと変わりますので、無難に厚手のものをお持ち頂くといいと思います。
どんな所でダイビングするの?
春は季節が夏に以降する季節になりますので、
その日によって北風が吹いたり南風が吹いたりと落ち着きません。
でも、経験上、東寄りの風が吹く日が多くなりますので、下地島方面でダイビングする事が多くなります。
冬の時期、風や波の影響によって、行きづらい通り池や一の瀬ホール等人気の地形ポイントの上も
穏やかになる日が増えてきます。
個人的には、寒さが平気であれば、下地島方面に行くにもおすすめの時期です。
何か見れますか?
この時期には、冬に見られるマンタもまだ回遊しています。
運が良ければ、捕食中のマンタとシュノーケリングできますよ。
また、もっと運が良ければ、クジラにも出会えたりします。
でも、マンタもクジラも運次第。
やっぱり春の主役は、ウミウシですね。
冬場から個体数が増え、春には大きく育ったウミウシが目立ち始めます。
場所によっては、次から次へと綺麗なウミウシが見つかる事も良くある季節。
5月後半からは、いろいろな幼魚も増えて、賑やかな海へと変化していきますよ。
海の一大イベント
そして忘れてはいけない海の一大イベント。
サンゴの産卵もこの時期になります。
宮古島では、大体5月中に産卵する事が多いようです。
5月の満月後や新月後はねらい目になります。
サンゴの産卵を観察するのは、水深の浅いビーチで、じっくり安心して産卵を待てます。
自然の事柄ですので、確実に見られるかと言うと解りませんが
ダイビングをしている以上、一度は見てみたい光景ですよね。
まとめ
春は、1月ごとに暖かくなり、水中も日差しも夏に近づいていきます。
その一方、冬に増えたウミウシも大きくなり、見つけやすくなる季節。
地形にマクロに楽しくなる時期です。
服装は陸上では、ロングTシャツにサーフパンツやレギンス、
水中は5㎜ウェットスーツ+フードベストかドライスーツがおすすめです。
下地島方面が一番安定すし、まだ混み合わないこの季節に
下地島の地形ポイントをのんびり楽しんで下さい。