和名:ウミヒルモの花
学名:Halophila ovalis
トチカガミ科ウミヒルモ属
全長:15㎜前後(葉)
体色:緑
こちらはよく砂地に生えている海藻の一種です。年中見られますが、元気に緑に生い茂る時期と枯れている時期があり元気に茂っている時は、ウミウシや甲殻類などの隠れ家になったりもしています。逆に枯れ始めの時期にはワレカラやヨコエビの仲間が多く付いている印象があります。
そんな中、1年に1回、水中で花を咲かせるのです。水中に咲く花なんで、ちょっとロマンチックでしょ?花自体は、華やかでは無く地味な物なのですが、その事実がロマンチックなんです。3つの花弁の様なものが開き、中に黒いメシベ?オシベ?の様なものが見られます。
もちろん花粉も飛ばします。ただ陸上の花とは違って粉と言うよりも粘液の様なものを流して行われます。5月~6月に運が良いと見られますので、その時期潜られる方は1ダイブかけてじっくりウミヒルモ畑の中を探してみませんか?海に咲く1輪の花を見つけた時は感動ですよ♪
2015年4月23日追記
宮古島南海岸のウミヒルモの花が咲き始めました♪
周りにはつぼみもあちらこちらに。きっとこれからどんどん花を咲かせるのでしょう。
2018年5月9日追記
クリスタルパークの砂地で元気な花を見つけましたよ♪